謹賀新年
年が改まった元日、50年の長きに渡って先代の頃から、お年始にお参りになられる檀家、信者の皆さまをお待ちして、新年のご挨拶を交わさせて頂いております。御もてなしは、甘酒であったり、お煎茶であったり、ここ数年は、昆布茶や梅昆布茶とお干菓子での御もてなしをしております。遠方の大学や会社へ行って帰省していらした子どもさん、お孫さんも伴って、ご家族揃ってお顔を拝見させていただけることの嬉しさを味わわせていただきます。年の始まりである元旦に、まず皆さんでお寺へお越し下さる、何よりの感謝です。
ご本尊様もご先祖様も喜んでくださっていると思います。そして、地球の平和を個々の無病息災を祈りましょう。
参賀の光景を写真掲載いたします
全てのご家族を撮れたらいいいいのですが、なかなか余裕がありません。およそ300名の皆さまがお参りくださいます。
この光景は、2008年参賀の様子です。3年後に東北大震災が起こり、未曽有の被害をもたらすことを誰が予想できたでしょうか?!
平常がどんなに大切か?ありがたいか?!2011年の年の瀬も迫っていますが、地震・津波・原発そしてその被害がもたらしている甚大な二次被害・・・
何も解決どころか、先の見えない焦燥感の中、それでも強く生きねばなりません。
参賀・・・しあわせに満ち満ちた笑顔を毎年毎年交わすことができますように。辛い年を迎えることになっても強く生きるエネルギーを再びもてるような支えになることができますように。聖観世音菩薩さまの足元に集いあう住職、寺族、檀家さん、信者さんそしてご先祖さま達、皆皆で迎える参賀です。
      
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